こんにちは、いつもご覧いただきありがとうございます!プレミアムブランド買取ガイドの運営者、Takaと申します。初めてのブランド買取でも安心して進められるように、相場や注意点を公的な情報と専門家監修の内容をもとに、できるだけわかりやすく解説する情報をお届けしてまいります。
最近は、18金相場の動きが激しくて、1gあたり今日の売値がどれくらいなのか、18金買取相場1gの目安や18金1gが今日いくらで売れるのか、金相場1g今日の水準と比べて損をしていないか…いろいろ気になりますよね。18金ネックレスの買取相場や18金指輪の売値、ブランド18金ジュエリーの価値、さらには金の売却で税金がどれくらいかかるのか、金買取はどこがいいのかなど、あなたと同じような不安や疑問を毎日のように相談いただきます。
実際、同じ18金でもお店によって1gあたりの買取価格が違ったり、金スクラップとしての計算とブランドジュエリーとしての評価で金額が大きく変わったりします。18金相場と24金の価格差、18金の純度75%という前提から理論値を出す計算方法、さらには18金と金メッキや金張り(K18GP・K18GFなど)の違いを理解しておかないと、「思ったより安く売ってしまった…」ということにもなりかねません。
この記事では、今日時点の18金相場1gあたりの売値の目安や、買取価格の決まり方、18金を高く売るためのポイント、税金や確定申告の基礎知識まで、まとめて整理していきます。読み終わるころには、「自分の18金はいくらぐらいで売れそうか」「どのタイミングでどんなお店に持っていくのが良さそうか」がイメージできるようになるはずです。一緒に、あなたの18金をできるだけ損せず、納得感のある形で現金化していきましょう。
【この記事でわかること】
- 今日の18金1gあたりの売値の目安と、相場の見方がわかる
- 18金の買取価格がどう決まるのか、計算の仕組みが理解できる
- ネックレスや指輪などアイテム別の18金買取相場のイメージがつかめる
- 税金や買取方法の違い、悪質業者の回避ポイントまで一通り押さえられる
今日の18金(K18)相場|1gあたりの売値(買取価格)を徹底解説
まずは、あなたが一番気になっている「今日の18金1gあたりの売値(買取価格)」から整理していきます。具体的な数値の目安と、どうやってその金額が出ているのか、そしてお店によって金額が違う理由まで、順番に見ていきましょう。
2025年12月12日時点の18金1gの買取相場の目安
2025年12月12日現在、国内の大手金買取チェーンのひとつであるブランド買取大吉では、18金(K18)の参考買取価格として1gあたり17,578円前後が表示されています(参考価格・2025年12月12日自動更新)。
あくまで一社の参考価格ではありますが、加盟店型の金・貴金属専門店がこの水準を出しているということは、一般的な18金スクラップの買取相場としても「1gあたり1万7千円台後半」がひとつの目安と考えてOKかなと思います。
ただし、ここで注意してほしいのは次の3点です。
- 表示されているのは「参考買取価格」であり、店舗や状態によって変動する
- 18金ジュエリーとしてブランド価値やデザイン価値がある場合は、ここから上乗せされることがある
- 逆に、極端に小さいパーツだけ・状態が悪い場合は減額されることもある
この記事では、「18金スクラップとして売った場合のおおまかな目安」として、こうした大手チェーンの参考価格を使いながら解説していきます。実際に売却するときは、必ず複数の買取店で見積もりを取り、最新の金額を確認してくださいね。
大手買取店の今日の18金1g買取価格を比較
18金の売値(買取価格)は、お店ごとに独自のレートを設定しています。たとえば、ブランド買取専門チェーンや、金地金に強い専門商社系の店舗では、同じ18金でも1gあたり数百円〜数千円の差が出ることもあります。
ざっくりとしたイメージとしては、
- 金・プラチナ専門店:地金相場に近いレートで、18金スクラップの買取に強い
- ブランド買取店:ブランドジュエリーとしての価値評価に強く、ノーブランドの地金だけだと専門店に劣ることもある
- 質屋・リサイクルショップ:店舗ごとの差が大きく、事前の相場チェックが重要
というイメージです。実際に2025年12月12日の金相場は、田中貴金属工業の店頭買取価格(純金・K24)が1gあたり23,437円と公表されています。
この純金(K24)の相場から、18金(K18)の理論値をざっくり計算すると、
23,437円 × 0.75 ≒ 約17,500円/g
となり、先ほどの大手買取店の参考買取価格17,578円/gとほぼ同じ水準になっていることがわかります。
このように、「K24の店頭買取価格 × 0.75」前後が、18金買取相場1gの大まかな目安と覚えておくと便利です。
純金(24金)相場から算出する18金の理論値とは
18金の相場を考えるときの基本は、「18金=純度75%」という前提です。金の世界では、
- K24(24金)=純度約99.9%
- K18(18金)=純度75%
- 750刻印(Au750)=純度75%(K18と同じ意味)
といった形で表記されます。純金(24金)の地金相場がわかれば、18金の理論値はシンプルな掛け算で算出できます。
18金の理論値(スクラップとして)
純金(K24)の店頭買取価格 × 0.75 ≒ 18金1gあたりの理論価格
実際には、ここから店舗の利益やリスク、手数料などが差し引かれるため、理論値より少し低い水準で買取価格が設定されるのが一般的です。ブランドジュエリーとして価値がある場合は、逆に18金スクラップの理論値をベースに「デザイン・ブランド価値」が上乗せされることもあります。
なぜ買取店ごとに18金1gの売値が違うのか
「同じ18金なのに、A店は1g 17,500円、B店は1g 17,000円だった」ということはよくあります。この差が生まれる理由は、主に次のような点です。
- それぞれの買取店が参照している金相場(地金商や提携先)が違う
- 在庫リスクや運営コストをどこまで価格に乗せるかの方針が違う
- 店舗ごとのキャンペーンや会員制度で上乗せがある/ない
- 宝石やブランド価値をきちんと評価するかどうか
特に、「地金としての18金スクラップ買取」と「ブランドジュエリーとしての買取」が混ざっている場合、査定方針によって大きく差が出ます。ネックレスや指輪などジュエリーを売るときは、金相場だけでなく、ブランドやデザインも評価できるお店かどうかをチェックするのが大事ですよ。
premiumtradein.comでは、金相場と売り時の基本的な考え方をまとめた買取相場と売り時の解説ページも用意しているので、あわせて見てもらうと、今日の相場をどう判断するかイメージしやすくなると思います。
18金の売値(買取価格)の決まり方|5つの要素で価格が変動する
ここからは、「なぜその金額になるのか?」という、買取価格の裏側の仕組みを解説していきます。18金の売値は、単純に「今日の相場×グラム数」だけではなく、いくつかの要素が組み合わさって決まっています。
純金相場(K24)の変動と為替レートの影響
18金の相場は、純金(24金)の国際価格と円相場(為替レート)に強く影響を受けます。金の価格は世界共通でドル建てで取引されているため、
- 金の国際価格が上がる → 日本の金価格も上がりやすい
- 円安ドル高になる → 同じドル建て価格でも、円換算で高くなる
という二重の要因があります。2025年は、世界情勢の不安定さやインフレ懸念、円安傾向などが重なり、田中貴金属の金店頭買取価格は1gあたり2万円を超える高値圏で推移しています。
結果として、18金の買取相場もそれに連動して史上最高水準クラスの高値になっているため、「長年しまい込んでいた18金ジュエリーを今売る」という選択肢は、かなり現実的な選択肢になっていると感じています。
18金の純度(75%)と“0.75倍”の買取計算式
先ほど触れたとおり、18金は金の純度75%(=0.75)の合金です。K18・18K・750・Au750などの刻印が、その純度を示しています。
純金相場から18金の理論値を計算するときは、
18金の理論値 = 純金(K24)の相場 × 0.75
というシンプルな式でOKです。たとえば、純金の地金相場が1g 23,000円だとすると、
23,000円 × 0.75 = 17,250円/g
が18金スクラップの理論値です。実際の買取店は、ここから自社のコストやリスク、再販ルートなどを踏まえて、1gあたり数百円程度マージンを取ることが多いイメージです。
重量(g数)が買取価格に直結する理由
金は「重量(グラム数)」がそのまま金額に直結するシンプルな商品です。1g単価が高くなるほど、
- 10g…数万円
- 50g…数十万円
- 100g…100万円超え
という世界になってきます。18金のネックレスやブレスレットなどは、意外と重量があるので、「思っていたより高く売れた」というケースがとても多いですね。
逆に、ピアス片方や小さなトップ、細いチェーンなどは1g未満しかないこともあり、いくら相場が高くても、絶対額としてはそこまで大きくならないこともあります。この記事の後半で、キッチンスケールを使った簡易査定の方法も紹介するので、ぜひ自宅で一度測ってみてください。
ブランド・宝石・デザイン価値が上乗せされるケース
18金ジュエリーの買取で大事なのが、「金としての価値」と「ジュエリーとしての価値」を分けて考えることです。
- ノーブランドのシンプルな喜平ネックレス → ほぼ金の重さ勝負
- ティファニー・カルティエ・ブルガリなどのブランドジュエリー → ブランド中古品として再販できるため、上乗せ評価されやすい
- メレダイヤや色石がしっかりしているジュエリー → 宝石の価値がプラスされることも
こうしたブランド・宝石・デザイン価値まできちんと評価できるかどうかは、買取店の得意分野や鑑定力に大きく左右されます。金だけを扱う地金専門店よりも、ブランド品や宝石の取り扱いに慣れている買取店の方が有利なケースも多いですよ。
刻印(K18・18K・750)の有無で査定が変わる
18金かどうかを判断するとき、買取店がまずチェックするのが刻印です。
- K18
- 18K
- 750 / Au750
といった刻印があれば、基本的には「18金」として査定が進みます。ヨーロッパ系ブランドのジュエリーでは、750表記やAu750の刻印が入っていることが多いですね。
とはいえ、刻印だけで100%信じるわけではなく、比重測定や酸テストなどで本当に18金かどうかを確認するのが通常です。このあたりは、後半の「18金が本物か見分ける方法」のパートで詳しくお話しします。
18金相場の推移と長期チャート|今は売り時なのか?
「今売るべきか、もう少し待つべきか」は、よく相談されるテーマです。ここでは、金相場の長期的な流れや、18金相場が上がりやすいタイミング、暴落リスクなどを整理して、売り時を考えるヒントをお伝えします。
直近数年の金相場の高騰とその背景
田中貴金属工業が公表している長期チャートを見ると、2000年代前半には1gあたり1,000円前後だった金価格が、近年では2万円を超える水準まで上昇していることがわかります。
この背景には、
- 世界的な金融緩和とインフレ懸念
- 地政学リスクの高まり(紛争・政治不安など)
- 円安ドル高による円建て金価格の押し上げ
- 投資対象としての「安全資産」としての需要増加
といった要因が重なっています。結果として、「長期で見れば高値圏」「短期でも高い水準」という、売却側にとってはかなり有利な相場になっていると言えます。
18金相場が上昇しやすいタイミングとは
18金相場は、次のようなタイミングで上昇しやすい傾向があります。
- 世界的な株価の下落局面(リスクオフで金に資金が流れやすい)
- 円安が進んだタイミング(ドル建て価格が同じでも、円換算で高くなる)
- 中央銀行の利下げ観測や金融緩和のニュースが出たとき
とはいえ、短期的な値動きを完璧に予測することは、プロでも難しいのが実情です。チャートやニュースを追いつつも、「自分が金を買った価格」と「今売ればどれくらいの利益が出るのか」を基準に判断する方が、現実的かなと感じます。
暴落・急落するリスクはあるのか
金相場は長期的には右肩上がりで推移してきましたが、過去には一時的に急落した局面もあります。金利上昇局面やドル高が急激に進んだときなどは、金価格が調整することもあります。
ただ、株式や仮想通貨などと比べると、金は「安全資産」として評価されているため、ゼロになるリスクは極めて小さいと言えます。なので、
- 今の高値水準で一部を売却して利益を確定する
- 手元に残す分と売る分を分ける
といった形で、「全部売るか、全く売らないか」ではなく、リスクを分散した売り方も検討してみてください。
相場チャートの見方(高値圏・安値圏の判断ポイント)
金相場のチャートをチェックするときのポイントは、
- 5年・10年スパンの長期チャートで現在値が高値圏かどうかを見る
- 1ヶ月〜3ヶ月の短期チャートで、直近の勢い(上昇・下落)を確認する
- 純金(K24)のチャートと、自分が売りたい18金の買取価格をセットで見る
田中貴金属工業や大手金買取チェーンのサイトでは、こうした長期・短期の価格推移がグラフで公開されているので、売却前に一度チェックしてみると参考になります。
18金(K18)とは?純度・特徴・刻印などの基礎知識
ここからは、そもそも18金とはどんな素材なのか、純度や刻印の意味、純金との違いなどを整理していきます。基礎を押さえておくと、買取店での説明もスッと入ってきますよ。
18金は純度75%|K18・18K・750などの表記の違い
18金は、金の含有率が75%(=純度0.75)の金合金です。表記としては、
- K18(日本で最も一般的な表記)
- 18K(海外製品などで見られる表記)
- 750 / Au750(1000分率で純度75%を表す刻印)
といった刻印が使われます。K18は24分率、750は1000分率で同じ純度を示しており、どちらも「18金」という意味です。
割金(銀・銅・パラジウム)による強度や色の違い
18金の残り25%には、銀・銅・パラジウムなどの金属が配合されています。この配合(割金)の違いによって、
- 色味(イエロー寄り・ピンク寄り・ホワイト寄り)
- 強度や硬さ
- 変色のしやすさ
などが変わります。金はもともと柔らかい金属なので、ジュエリーとして日常使いに耐えられるように、あえて他の金属を混ぜて強度を上げていると思ってもらえるとイメージしやすいと思います。
カラーゴールド(イエロー/ピンク/ホワイト)の特徴
18金には、配合によって色味の違う「カラーゴールド」があります。
- イエローゴールド(YG)…もっとも標準的な黄色味の強い18金。日本でも人気。
- ピンクゴールド(PG)…銅の割合が多く、ピンクがかった柔らかい色味。
- ホワイトゴールド(WG)…パラジウムなどを混ぜて白っぽくした合金。ロジウムコーティングでより白く見せることも多い。
買取価格については、カラーの違いだけで大きな差がつくことは少なく、基本的には「18金の重さ」がベースになります。一部のお店では、ホワイトゴールドやピンクゴールドを別レートで買い取ることもありますが、差はそこまで大きくないケースが多い印象です。
純金(24金)と18金の違いを比較
純金(K24)と18金(K18)を比較すると、
- 純金(K24)…純度約99.9%。資産性が高く、柔らかくて傷が付きやすい。
- 18金(K18)…純度75%。ジュエリー用途に向いており、色味や強度のバランスが良い。
といった特徴があります。純金インゴットやコインは「投資用・資産用」として保有されることが多く、18金ジュエリーはファッション性と資産性のバランスが魅力の素材です。
18金と金メッキ(K18GP)・金張り(K18GF)の違い
注意してほしいのが、K18GP・K18GFなどの刻印がある「メッキ」や「金張り」製品です。
- K18GP…Gold Plated(ゴールドプレーテッド)の略で、「18金メッキ」。中身は真鍮やステンレスなどで、表面にごく薄い18金の膜をつけたもの。
- K18GF…Gold Filled(ゴールドフィルド)の略で、「18金金張り」。K18GPよりは厚い金の層があり、耐久性は高いが、中身はやはり別金属。
見た目は18金ジュエリーに近くても、金としての含有量が少ないため、一般的な買取店では「18金」扱いにならず、金スクラップとしての価値はほぼ評価されないことが多いです。刻印をよく確認し、「K18GP」などの表記があれば、期待しすぎない方が安全です。
18金をいくらで売れるか計算する方法|自宅でできる簡易査定
ここからは、あなたの手元にある18金ジュエリーが「大体いくらで売れそうか」を、自宅でざっくりチェックする方法をお伝えします。キッチンスケールと今日の相場があれば、おおまかな金額は計算できます。
今日の18金相場 × 重量(g)の計算式
18金のスクラップ価値を計算するときは、基本的に次の式でOKです。
18金買取金額の目安 = 今日の18金1g相場 × 重量(g)
たとえば、
- 今日の18金相場:1g 17,500円(目安)
- あなたのネックレスの重さ:10g
の場合、
17,500円 × 10g = 175,000円前後
が、金スクラップとしての買取金額の目安です。ここからブランド・デザイン・宝石の価値が上乗せされるかどうかで、実際の買取価格が変わってきます。
キッチンスケールで重量を測るときの注意点
自宅で重さを測るときは、
- グラム単位(できれば0.1g単位)で測れるデジタルスケールを使う
- ケースや箱などは必ず外し、「金属部分」だけの重さを測る
- チェーンが絡まないように、できるだけ平らに置いて測る
といった点に気をつけてください。0.1g単位まで表示されていれば、買取店の実測値との誤差も小さくなります。
留め具・チェーン・石の重さも含めて計算される
買取店では、基本的に「金属部分をまとめて計量」します。ネックレスの留め具や丸カン、小さな金具なども含めて、
- 石付きジュエリー → 石を外して金属だけ計測することもある(お店による)
- 小さなメレダイヤ → 金属部分とまとめて重量計測し、あらためてダイヤの価値を加点するケースも
といった流れです。自宅での簡易査定では、厳密に「金の部分だけ」を測るのは難しいので、「多少誤差がある前提で、ざっくりの目安を出す」ぐらいに考えてもらえれば大丈夫です。
ジュエリーは「金スクラップ価値+付加価値」で価格が変わる
大事なのは、「金スクラップとしての価値」と「ジュエリーとしての付加価値」を分けて考えることです。
ジュエリー買取金額 = 金の重量 × 今日の18金相場 + ブランド・デザイン・宝石の評価
たとえば、ティファニーの18金ネックレスであれば、金の重さに加えて「ティファニーの中古ジュエリーとして再販できる価値」がプラスされます。こうしたブランド評価をしっかりしてくれるお店を選ぶことが、高く売るための大きなポイントです。
18金アイテム別の買取相場目安|種類で売値が大きく変わる
同じ18金でも、ネックレスとピアス、リングでは「重さ」も「需要」も違います。ここでは、アイテム別のざっくりした相場感や、査定のポイントを整理していきます。
18金ネックレスの買取相場の特徴
18金ネックレスは、
- チェーンのみ(トップなしの喜平・ベネチアンなど)
- トップ付き(ペンダントトップ+チェーン)
で評価のされ方が少し変わります。喜平ネックレスのようなずっしりしたタイプは、「ほぼ金の重さ勝負」になることが多く、相場が高い今は特に有利です。
一方、細いチェーンにブランドトップが付いたネックレスは、18金スクラップとしての価値に加えて、ブランド中古品としての価値が上乗せされるかどうかがカギになります。
18金指輪(リング)の買取相場と査定ポイント
18金リングは、デザインや宝石によって、買取価格の幅が大きく変わります。
- シンプルな甲丸リング → 金の重さ+わずかなデザイン評価
- ダイヤモンドリング → カラット数・グレードによって宝石の価値が大きく影響
- ブランドリング(カルティエ・ブルガリなど) → ブランド中古市場での人気が大きな決め手
リングはサイズ直しがしやすい分、再販もしやすいため、状態が良いものはプラス評価されやすいです。小傷程度なら研磨やクリーニングで十分リカバーできることが多いので、「少し傷があるから…」とあきらめる必要はありません。
18金ピアス(片方でも可)の売値
ピアスは1点あたりの重量が軽いので、相場が高くても絶対額はそこまで大きくなりません。ただし、
- 両耳セットでブランド箱や保証書がそろっている → ブランド中古品として良い値が付きやすい
- 片方だけ・キャッチのみ → 金スクラップとして重量評価されることが多い
といった違いがあります。片耳だけの18金ピアスやキャッチだけでも、ちゃんと18金なら買取対象になるので、捨てずにまとめて持っていくのがおすすめです。
18金ブレスレット・バングルの相場
18金ブレスレットやバングルは、ネックレスほどではないものの、比較的重量があるアイテムです。喜平チェーンのブレスなどは、ネックレス同様に金の重さがそのまま金額に反映されやすいですね。
デザイン性の高いブランドバングルは、金スクラップとしてよりも、ブランド中古品としての評価の方が大きく影響します。状態や付属品が揃っているかもチェックポイントです。
18金イヤリング・タイピン・カフスなどの小物類
イヤリング・タイピン・カフスボタン・マネークリップなどの小物類も、18金であればしっかり買取対象になります。これらも1点あたりの重量は軽めですが、
- ブランド品であれば付加価値がプラス
- ペアが揃っているかどうかで評価が変わる
といった特徴があります。引き出しの奥から出てきた18金小物は、まとめて査定に出すと意外な金額になることも少なくありません。
ブランド18金ジュエリー(ティファニー等)の価値上乗せ
ティファニー・カルティエ・ブルガリ・シャネル・グッチなどのブランド18金ジュエリーは、中古市場での人気が高いため、金スクラップ以上の買取価格が期待できることが多いです。
こうしたブランドジュエリーは、
- 金の重量 × 今日の18金相場
- ブランド・デザインの人気度
- 状態(傷・歪み・変色など)
- 箱・保証書・ギャランティカードなどの有無
といったポイントで総合的に査定されます。premiumtradein.comでは、ブランドごとの特徴を押さえた査定も行っているので、「ブランドジュエリーとしての価値」が気になる場合は、ぜひブランド評価が得意なお店を選んでください。
18金腕時計(ケース・バック・ベルト)の買取特徴
ケース・裏蓋・ブレスレットの一部または全部が18金で作られている腕時計は、時計としての価値+金としての価値の両方がポイントになります。
- ロレックス・オメガなどの金無垢モデル → ブランド時計としての相場+金相場の影響
- ベゼルや一部だけ18金のコンビモデル → 全体重量のうち「金の部分」がどれだけあるかを評価
金無垢時計は1本で100g以上あるものも多く、相場が高い今はかなり大きな金額になるケースが多いです。時計のモデルやコンディションによっては、金スクラップとしてバラすより、時計として再販した方が高くなることもあります。
18金を高く売るための7つのポイント
ここからは実践編として、18金をできるだけ高く・安全に売るためのポイントをまとめていきます。「相場を知る」「お店を選ぶ」「リスクを避ける」という3つの軸で考えてみてください。
金相場が高い日を狙うべき理由
18金の買取価格は、基本的に毎営業日「金相場に連動して」変動します。田中貴金属工業では、店頭価格を9:30(+2025年7月からは14:00にも)更新しており、その日の金相場が決まります。
多くの買取店も、こうした地金商の公表価格を基準に自社のレートを決めているため、「金相場が高い日=買取価格も高い日」になりやすいです。とはいえ、数十円〜数百円の差であれば、
- その日中に売るかどうか
- どのお店に持っていくか
といった要素の方が大きく効いてくることも多いので、「相場が明らかに高い時期に売る」というざっくりした感覚で十分かなと思います。
複数業者で相見積もりを取るのが必須な理由
同じ18金でも、お店が変わると買取価格が数万円単位で変わることは珍しくありません。理由は先ほどお伝えしたとおり、
- 参照している相場や手数料が違う
- ジュエリーとしての価値を評価するかどうかが違う
からです。ですので、最低でも2〜3社で相見積もりを取ることを強くおすすめします。時間がとれない場合でも、LINE査定やオンライン見積もりをうまく活用すると、ある程度の比較は簡単にできますよ。
手数料・キャンセル料・返送料に要注意
「高価買取」をうたっていても、
- 査定料・鑑定料
- 振込手数料
- キャンセル時の返送料
といった名目で、後から費用が差し引かれるケースもあります。トータルで手元に残る金額がいくらなのかを、事前にしっかり確認しておきましょう。
ジュエリーは“金専門店”より“宝石・ブランド評価店”が有利
インゴットやコインのような「純金地金」を売る場合は、地金専門店が有利なことが多いですが、18金ジュエリーは話が別です。
- ダイヤや色石付きのリング・ネックレス
- ブランドジュエリー
といったアイテムは、金スクラップとしてだけでなく、宝石やブランド価値を加点できるお店の方が結果的に高く売れることが多いです。premiumtradein.comでは、こうしたブランド・宝石評価を重視した買取も行っているので、「金としての価値だけで判断されたくない」という場合は、ぜひそうしたお店を選んでください。
付属品(箱・保証書・鑑定書)の有無で査定額が変わる
ブランドジュエリーや高級時計の場合、
- 純正ボックス
- 保証書・ギャランティカード
- 鑑定書(ダイヤモンドなど)
が揃っていると、数%〜十数%程度査定額が上乗せされることがあります。特にハイブランド品は、付属品の有無が中古市場での評価に直結するため、売却前に一度探しておくのがおすすめです。
刻印が薄い・消えた場合の対処方法
長年の使用で刻印が薄くなったり、サイズ直しで一部が削られて刻印が読めなくなってしまうこともあります。その場合でも、
- 比重測定(重さと体積から金の比率を推定)
- 試金石+酸テスト(表面を擦って反応を見る)
などの方法で、18金かどうかを確認してもらうことができます。刻印がない=買取不可、とは限らないので、諦めずに専門店に相談してみてください。
K18GFやGPを「18金」と誤認すると損をする理由
先ほどお話ししたように、K18GF(18金金張り)やK18GP(18金メッキ)は、見た目は18金に近くても、金の含有量は少なく、金としての価値はほとんど評価されないことが多いです。
フリマアプリやオークションなどで、「K18GP」を18金と勘違いして高値で購入してしまうケースも見かけるので、刻印をよく確認し、GP・GFなどの表記があれば注意してください。売却時も、「なぜそんなに安いのか」をきちんと説明してくれる業者を選ぶと安心です。
18金の買取方法の違い|店頭・宅配・出張のメリット/デメリット
18金を売る方法は、大きく分けて「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3つです。それぞれのメリット・デメリットを知って、あなたの状況に合った方法を選びましょう。
店頭買取|その場で現金化したい人向け
店頭買取は、その場で査定→その場で現金化できるのが最大のメリットです。
- スタッフと直接話して疑問点をその場で解消できる
- 目の前で計量・査定してくれるので安心感がある
- 急ぎでお金が必要な場合に向いている
一方で、近くに信頼できる買取店がない場合や、量が多くて持ち運びが大変な場合には向かないこともあります。premiumtradein.comでは、実店舗を持つ買取店の選び方をまとめた店舗買取ガイドも掲載しているので、初めて店頭買取を利用する方は参考にしてみてください。
宅配買取|全国から売れて便利だが注意点も多い
宅配買取は、自宅から箱に詰めて送るだけで査定〜振込まで完了する、今人気のスタイルです。
- 近くに買取店がなくても利用できる
- 忙しくて店舗に行く時間がない人に向いている
- 複数社に同時に見積もりをとりやすい
その一方で、
- 査定額に納得できなかったときの「キャンセル時返送料」が有料の場合がある
- やり取りがメールや電話中心になるため、コミュニケーションの齟齬が起きやすい
といった注意点もあります。送料・返送料・キャンセル料がどうなっているかは、必ず事前にチェックしておきましょう。
出張買取|大量の金や大型品に向くがトラブル例に注意
出張買取は、買取スタッフが自宅に来て査定・買取を行う方法です。大量の金や大型の品物がある場合、高齢の方や外出が難しい方にはとても便利なサービスです。
ただし、ニュースでも話題になるように、出張買取でのトラブル事例(強引な買い取り・見積もりと違う金額での契約など)もゼロではありません。premiumtradein.comでは、出張買取の流れと注意点をまとめた出張買取の詳しい解説ページも用意しているので、利用前に一度目を通しておくと安心です。
安全な買取業者の選び方(口コミ・相場公開など)
安全で納得できる取引をするためには、買取業者選びが何より重要です。ポイントは、
- 金・貴金属の買取相場をサイト上で公開しているか
- 古物商許可番号などの基本情報がきちんと表示されているか
- 口コミやレビューで不自然な点がないか(極端な高評価ばかりになっていないか)
- 査定内容や減額の理由を丁寧に説明してくれるか
「今すぐ契約してくれたらこの金額」「他社には見せないで」といった言い方をするお店は、少し警戒しても良いかなと思います。複数店を比較し、「説明が分かりやすくて安心できる」と感じるお店を選びましょう。
18金を売ったときの税金・確定申告|50万円控除の仕組み
ここからは、少し堅い話になりますが、18金を売却したときの税金・確定申告について押さえておきましょう。金額によっては申告が必要になるケースもあるので、大枠だけでも知っておくと安心です。
金売却は「譲渡所得」に分類される
個人が保有している金地金や金製品を売却して利益が出た場合、一般的には「譲渡所得」として扱われます。国税庁のタックスアンサーでも、金地金の売却益は原則として給与所得などと合わせた総合課税の譲渡所得に該当するとされています。
年間50万円までの特別控除とは
譲渡所得には、年間50万円までの特別控除があります。金地金や18金ジュエリーを売却して利益が出た場合でも、
- その年の「金の売却益+他の譲渡所得の合計」− 50万円
という形で計算され、合計が50万円以下であれば、基本的には所得税が課されないイメージです。
所有期間5年で変わる「短期・長期」の違い
金地金などの場合、所有期間が5年以内か、5年超かによって、短期譲渡所得・長期譲渡所得に分かれます。
- 所有期間5年以内 → 短期譲渡所得
- 所有期間5年超 → 長期譲渡所得(課税対象となる所得を1/2にする扱い)
計算式のイメージは、国税庁の解説ページが詳しいので、実際に大きな金額を売却する場合は、一度目を通しておくことをおすすめします。
確定申告が必要になるケース
ざっくりとした目安としては、
- 購入価格より高く売却し、利益が出ている
- その年の譲渡所得(他の譲渡益を含む)の合計が50万円を超える
といった場合に、確定申告が必要になる可能性があります。ただし、具体的な判定は、その人の収入状況や他の所得との兼ね合いで変わるため、金額が大きい場合や不安がある場合は、税務署や税理士に相談するのが一番確実です。
売却額が200万円超の場合の税務署への報告制度
金地金などを一度に200万円超売却した場合、買取業者側に「支払調書」を税務署へ提出する義務があることも押さえておきましょう。
支払調書には、住所・氏名・マイナンバー・金地金の重量・支払金額などが記載され、税務署が取引内容を把握できる仕組みになっています。これはあくまで業者側の義務であり、支払調書が出たからといって必ず税金が発生するわけではない点は覚えておいてください。
税金に関する情報は、最新の法令やあなたの所得状況によって変わる場合があります。ここでお伝えした内容は一般的な目安に過ぎません。正確な情報は必ず公式サイト(国税庁など)をご確認いただき、最終的な判断は税務署や税理士などの専門家にご相談ください。
18金が本物か見分ける方法|刻印・比重・試金石など
「これ、本当に18金?」「刻印が怪しいけど…」という不安がある場合、いくつかのチェック方法を知っておくと安心です。ただし、自宅での判断には限界があるので、最終的には専門店での検査をおすすめします。
刻印の種類(K18・18K・750など)をチェック
最初のチェックポイントは刻印です。
- K18 / 18K
- 750 / Au750
といった刻印があれば、18金の可能性が高いと考えられます。特に欧州系ブランドジュエリーでは、750やAu750の刻印がよく使われています。
逆に、
- K18GP(18金メッキ)
- K18GF(18金金張り)
といった刻印は、金の層が表面に施された加工品であり、中身まで18金という意味ではないので注意が必要です。
本物の18金と偽物(メッキ・金張り)の見分け方
自宅でできる簡易的な見分け方としては、
- 磁石にくっつかないか(※一部例外あり)
- 色味が極端に黄色すぎないか(メッキは不自然にギラつくことがある)
- 刻印の位置やフォントが不自然でないか
といったチェックがあります。ただし、これだけで本物/偽物を完全に見分けることはできません。特に上質なメッキは見た目ではほとんど判別できないことも多いので、最終判断は専門店に任せるのが安全です。
比重測定や酸テストで分かること
買取店では、
- 比重測定…水中に沈めたときの重さから、金属の比重を測り、18金相当かどうか確認する方法
- 酸テスト(試金石+試金液)…試金石にこすった跡に酸を垂らし、溶け方や色の変化で金の純度を推定する方法
などを組み合わせて、18金かどうかを判断します。これらのテストは、刻印がなくても「中身が18金かどうか」を見極めるうえで重要な検査です。
刻印がない場合に買取店が行う検査方法
刻印がない・読めない場合でも、
- 比重測定
- 酸テスト
- 必要に応じて一部を削って内部の金属を確認
といった検査で、買取の可否や金種の判定を行います。刻印がないからといって即NGになるわけではなく、むしろ丁寧に検査してくれるお店ほど信頼できると考えて良いと思います。
壊れた18金・片方だけのピアス・刻印ない金でも売れる?
「切れたネックレス」「片方だけのピアス」「金歯や仏具」など、ちょっと特殊な18金アイテムの扱いについても触れておきます。意外なものが買取対象になることも多いですよ。
壊れているジュエリーでも「重量」で評価される
ネックレスが切れていたり、リングが変形していても、18金であれば基本的に「金の重量」で評価されます。むしろ、壊れていて再販が難しいジュエリーは、最初から「金スクラップ」として買取するお店も多いです。
見た目がボロボロでも、「どうせ捨てるしかない」と諦める前に、一度査定に出してみる価値は十分あります。
片耳ピアス・切れたチェーン・石取れ品の扱い
片耳だけのピアスや、石が取れてしまったリング、切れたチェーンなども、18金であれば問題なく買取対象です。
- 片耳ピアス → 重量が少ないので金額は控えめだが、まとめ売りでそれなりの金額になることも
- 石取れリング → 金としてのスクラップ評価がメインになる
こうした「端数」の18金アイテムは、他の金製品と一緒にまとめて売ると、トータルの金額としてはかなり違ってくることもあります。
刻印なし18金の買取は可能か?
刻印がない18金製品も、比重測定や酸テストで18金と判断できれば、買取可能なケースが多いです。ただし、
- 合金の成分や構造によっては、比重が18金とズレていることもある
- 検査結果があいまいな場合は、安全側を見て14金相当として扱われることもある
といったケースもあるため、「どの検査結果からこの金額になったのか」をちゃんと説明してくれるお店を選ぶのが安心です。
金歯・金仏具・金パーツの買取ポイント
歯科用の金歯や、仏具・メガネフレームなどの金パーツも、18金相当のものが多く、買取対象になることがあります。
- 金歯 → 歯科用合金としてK18相当のものが多いが、正確な金種は検査が必要
- 仏具・メガネフレーム → 一部メッキの場合もあるので、刻印と検査で確認
こうした特殊なアイテムは、金買取の実績が豊富な専門店に相談するのが安心です。
18金を売る前に絶対知っておくべき注意点
トラブルを避けるために知っておきたい注意点をまとめます。高額な資産を動かす以上、「安く売ってしまった」「強引に契約されてしまった」という後悔は避けたいですよね。
悪質業者の手口(減額・強引な即決要求など)
悪質な業者の典型的な手口として、
- 広告で高い買取価格をうたいながら、査定時に細かい理由を付けて大幅な減額をする
- 「今決めないとこの金額では買えない」と、強引に即決を迫る
- 金以外の品物(不要な貴金属やブランド品)までしつこく売るよう勧誘する
といったものがあります。納得できない金額なら、その場でハッキリ断ることが大切ですし、契約書にサインする前に冷静に内容を読みましょう。
相場サイトの見方|売値(買取)と販売価格の違い
金相場サイトやジュエリーショップの価格を見るときに気をつけたいのが、
- 店頭小売価格(販売価格)
- 店頭買取価格
の違いです。田中貴金属工業のサイトでも、
- 店頭小売価格:お客様が金を「買う」ときの価格
- 店頭買取価格:お客様が金を「売る」ときの価格
が別々に表示されています。
当然ながら、小売価格>買取価格となっており、この差(スプレッド)が業者の利益やコストを賄う部分です。「ネットで見た相場より安い!」と感じたとき、その相場が小売価格なのか買取価格なのかを必ず確認してください。
高価買取をうたう広告の注意点
「日本一の高価買取」「他社より1円でも安ければご相談ください」などのキャッチコピーはよく見かけますが、実際には、
- 特定の条件(大量売却・特定のブランドなど)のみ高く買うケース
- キャンペーン期間が限定されているケース
など、さまざまな条件がついていることも多いです。広告の文言だけで判断せず、実際の1gあたりの買取価格と総額、手数料などをトータルで比較するようにしましょう。
身元確認(本人確認書類)が必要な理由
金やブランド品の買取では、古物営業法などに基づき、本人確認書類の提示が義務付けられています。運転免許証やマイナンバーカードなどが必要になるのは、盗品の売買や犯罪利用を防ぐためでもあります。
「本人確認をしないで買い取ります」という業者がいれば、むしろ法律上問題がある可能性が高いため、利用は避けた方が安全です。
よくある質問(Q&A)|18金を売る前の不安を解消
18金を売りたいときによくいただく質問をQ&A形式でまとめておきます。気になるポイントをサッと確認してみてください。
何gから売れる?
ほとんどの買取店では、1g未満でも買取対象になっています。0.数グラムのピアス1個でも、18金であればちゃんと金額が付きます。
ただし、あまりにも量が少なすぎる場合、宅配買取では送料との兼ね合いでメリットが出にくいこともあります。そういうときは、他の金製品と一緒にまとめて出すと効率が良いですよ。
18金と24金、どちらが高く売れる?
単純な1gあたりの「相場」でいえば、純度が高い24金(K24)の方が高く売れます。一方で、
- 18金ジュエリーはデザインやブランド価値が上乗せされる可能性がある
- 24金ジュエリーは柔らかくて変形しやすく、日常使いにはやや不向き
といった違いもあります。どちらが「得」というより、それぞれの用途と性質の違いを理解して選ぶのが大事です。
初めてでも安全に売る方法は?
初めて18金を売るなら、
- 事前に今日の金相場と18金1gあたりの目安をチェックしておく
- 1社だけで決めず、できれば2〜3社で相見積もりを取る
- 査定内容や減額理由をきちんと説明してくれるお店を選ぶ
という3つを意識してみてください。premiumtradein.comでは、金相場の見方や買取店の選び方をまとめた記事も発信しているので、あわせて読んでもらえると、よりイメージがつかみやすくなると思います。
宅配買取でキャンセルした場合の費用は?
宅配買取で査定額に納得できなかった場合、返送料が無料か有料かは業者によって違います。
- 往復送料無料(キャンセルしても無料)
- 査定までは無料だが、キャンセル時の返送料は自己負担
といった形です。申し込み前に「キャンセル時の費用」を必ず確認し、条件に納得できるところを選ぶのが安心です。
小さいパーツや金具だけでも売れる?
はい、18金であれば、小さなパーツや金具だけでも買取対象になることがほとんどです。留め具・丸カン・キャッチだけなど、単体では小さなものも、まとめると意外な金額になります。
「これも18金かな?」と思うものがあれば、まとめて査定に出してみてください。刻印がない場合でも、検査で判断できるケースがあります。
まとめ
ここまで、18金相場1g今日の売値の目安から、買取価格の決まり方、アイテム別の相場感、税金や注意点まで、一気にお話ししてきました。
- 2025年現在、18金1gあたりの買取相場は1万7千円台後半と、歴史的に見ても高い水準
- 18金の買取価格は、純金相場×0.75と重量(g数)、ブランド・宝石・デザインなどの要素で決まる
- ネックレス・リング・ピアスなどアイテムによって、重さと需要のバランスが違う
- 税金や支払調書など、一定額以上の売却には注意が必要(不安なら専門家に相談)
- 悪質業者や不透明な手数料を避け、説明が丁寧で信頼できる買取店を選ぶことが重要
「自分の18金はいくらぐらいになるのか?」が気になったら、まずは今日の相場と重さからざっくり計算してみてください。そのうえで、複数店で相見積もりを取り、納得できるお店に安心してお任せするのが、損をしない一番の近道だと考えています。
この記事の内容は、できる限り最新の情報や一般的な目安に基づいてまとめていますが、実際の相場や税制は日々変わる可能性があります。正確な情報は必ず公式サイトをご確認いただき、特に税金や大きな金額の取引については、最終的な判断を税務署や税理士などの専門家にご相談ください。
あなたの18金が、できるだけ高く、そして気持ちよく現金化できるきっかけになればうれしいです。わからないことや不安があれば、遠慮なく相談してくださいね。

相場|1gあたりの売値(買取価格)を徹底解説.jpg)
の決まり方|5つの要素で価格が変動する.jpg)

とは?純度・特徴・刻印などの基礎知識.jpg)








.jpg)

